CSRの取り組みトップメッセージ

代表取締役社長 門田道也

自然と人間が調和した
豊かな環境の創造に向けて

代表取締役社長

代表取締役社長 門田道也

新型コロナウイルスの感染拡大による影響が世界各地に広がっています。新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々、ご遺族の皆様に謹んで哀悼の意を表すとともに、罹患されている方々の一日も早い回復を心よりお祈り申しあげます。また、医療関係の皆様をはじめ、最前線で対応に当たられている皆様に心からの敬意を表します。

社会に対する責任を果たす

クリタグループはCSRを「企業の社会への影響に対する責任」と定義しています。社会を支えるお客様が事業活動を継続していくために必要不可欠な「水」の領域で事業を行うクリタグループにとって、新型コロナウイルスの影響下にあっても、社員の安全と健康を確保しながらお客様へ製品やサービスを継続的に提供していくこともまた、CSRの取り組みの一つであると捉えています。

新型コロナウイルスは、これまでの暮らしや働き方を一変させました。ウイルスとの共存を前提に、社会活動や経済活動を持続的に発展させていくためには、企業がこれまでの既成概念を壊し、新たな事業の形態へシフトしていくことが求められます。クリタグループも、グループ全従業員が共にこの苦難を糧として、品質と安全を確保しながら時間と場所に制約されないビジネスプロセス、ビジネスモデルへの変容を目指します。

社会課題の解決に貢献していく

クリタグループの「CSRに関する方針」に基づく取り組みは、中期経営計画「MVP-22(Maximize Value Proposition 2022)」と同じく2018年度にスタートしました。2019年度は、本方針が定める7つの重点取り組みテーマの実効性をより高めるという観点から、これまでの活動と結果を検証し、いくつかのテーマにおいて目標の見直しを行いました。クリタグループが事業を継続していく上で重要な基盤となる品質と安全における取り組みでは、2020年度より新たに品質管理統括責任者を置き、強化を図っております。クリタグループの事業活動と密接な関係にある環境改善活動では、節水、CO2排出削減、廃棄物削減の効果が大きく、SDGsが示す目標とターゲットの達成に貢献する商品、技術、ビジネスモデルである「CSVビジネス」の拡充と展開を加速しました。MVP-22計画では、社会との共通価値の創造を実現するCSVビジネスの展開を重点施策の一つとしており、2020年度以降も新たなCSVビジネスの創出を継続し、グループ全体で展開していくことに注力していきます。

一方で、近年のM&Aによる国外グループ会社の増加とそれに伴う事業規模の拡大により、クリタグループが発生させる環境負荷量も増加しています。特にCO2排出に関しては、世界共通の社会課題である気候変動への対応として、また環境を事業領域とする企業として責任のある取り組みを実行していく必要があります。クリタグループは、AI、IoTをはじめとしたデジタル技術や情報解析により、エネルギー使用を大幅に縮小できる効率的な生産体制を構築するとともに、お客様の生産プロセスに付随する水処理やクリタグループの水供給拠点のスマート化を実現することを通じて、提供するソリューションをより低炭素型に変容させていきます。

世界規模で広まったウイルスの脅威は、生活や仕事のデジタル化を加速させ、社会に不可逆的な変化をもたらしました。クリタグループもまた、企業理念「“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」が示す姿を捉え直し、その実現に向け社会との共通価値の創造に邁進してまいります。