CSRの取り組み調達

取引先との良好な関係の構築

基本的な考え方

クリタグループは、社会的責任を果たすためには、原材料、物品、および役務を提供していただく取引先にもクリタグループのCSRの取り組みに協力していただく必要があると考えています。
クリタグループは、調達に関するグループ共通の方針を定めるとともに、「基本的人権の尊重」「地球環境保全」「法令・社会規範の遵守」など、クリタグループが取引先に求める対応を「クリタグループCSR調達ガイドライン」として新たに制定しました。

クリタグループ調達方針

クリタグループは、「サプライチェーン全体で社会的責任を重視した調達活動を推進し、取引先と認識を共有して相互信頼に基づいた相互繁栄を目指す」ことを基本方針とした「クリタグループ調達方針」を制定しています。

方針

  • 法令・社会規範を遵守し、基本的人権、労働安全衛生、地球環境保全に配慮した取引を行う。
  • 公正かつ公平な参入機会を取引先へ提供し、適正な規格・基準に基づいた信頼できる品質、競争力のある適正価格での取引を行う。
  • 当社製品・サービスを継続的かつ安定的にお客様へ提供することが可能な資材や役務を調達し、社会の持続的発展に貢献する。
  • 反社会的勢力やテロリスト集団への利益源となる取引は一切行わない。

推進体制

クリタグループでは、「クリタグループ調達方針」に従い、適正な調達活動に取り組んでいます。推進体制としては、当社グループ生産本部の業務変革部門長を推進責任者とし、国内グループ会社、および海外事業会社については各社を所管する当社各本部の事業管理部門を通して方針に基づく調達活動を推進しています。

2017年度の取り組み

調達業務規程の改定

当社は、「クリタグループ調達方針」を踏まえて従来の「購買業務規程」を見直し、当社の事業活動において必要とする物品・設備、および役務・用役に関する規程として、社会的責任を重視した適正な調達活動を実践することを明示した「調達業務規程」として改めて制定しました。

取引先へのアンケート調査実施

当社は取引先に対して、下請法遵守や機密情報管理など当社のコンプライアンス活動への理解を求めるとともに、「栗田工業との取引に関するアンケート」を実施することで取引の適正性を確認しています。本アンケートは下請法に定める下請事業者に該当する取引先を対象に、コンプライアンス活動を統括するE&S委員会の事務局が年1回実施しており、2017年度の調査対象社数は952社、回答社数667社、回答率70%でした。回答内容を確認した上で、E&S委員会事務局の判断により状況確認や改善が必要と思われる場合は関係部署へ対応を指示するとともに、対応結果の確認まで実施しています。

公益通報窓口、ヘルプラインの設置

当社は、「公益通報者保護規程」を定め、不正行為の早期発見に努めています。本規程に基づき、当社および国内グループ会社の従業員はもちろん、派遣員や取引先も利用可能な、社外機関を活用した相談および通報窓口も設置しています。また、取引先がクリタグループとの取引の中で抱える不安や悩みなどを相談することのできる「お取引先様専用ヘルプライン」も開設しています。なお、2017年度における本ヘルプラインの利用はありませんでした。

取引の状況

当社において2017年度に発注した実績のある取引先は2,444社、取引額は92,947百万円でした。取引額における国内・海外の比率は以下の通りです。

国内 89.2%
海外 10.8%

取引先とのコミュニケーション

当社は、取引先とのコミュニケーションの場を設け、取引先とのパートナーシップの強化に努めています。2017年度に実施した主な取り組みは下表の通りです。

名称 目的・内容 参加社数
移液作業訓練講習会 移液作業に関する安全講習 18社
輸送安全品質会議 輸送委託先に対する安全講習 10社
協力会社懇談会 次年度発注見通しの説明・新しい取組み/調達方針の説明 70社
安全大会 安全講習・改訂した安全ルールの説明 80社