クリタグループ環境方針

総則

  • (1)クリタグループは、企業理念「“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」に基づき、「CSRに関する方針」の「水資源の問題を解決する」「持続可能なエネルギー利用を実現する」「廃棄物を削減する」「産業の生産技術を進歩させる」の4テーマ(以下、「成長機会テーマ」という)の実現に向けて環境改善活動に取り組む。
  • (2)クリタグループは、2015年に国連で採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」を支持し、環境改善活動を通して関係する目標の実現に貢献する。
  • (3)クリタグループは、環境改善活動の遂行に必要な体制および規則等を整備する。
  • (4)クリタグループの役員および従業員(以下、「役員・従業員」という)は、それぞれの立場において積極的に環境改善活動に取り組まなければならない。
  • (5)クリタグループは、環境改善活動に関するグループ統一の中期目標と事業年度ごとの活動計画を策定し、活動目標に対する管理を行う。
  • (6)クリタグループの役員・従業員は、現地法令に違反または違反の疑義が生じた場合は、直ちにクリタグループ緊急連絡要領に従い連絡する。
  • (7)クリタグループは、事業活動が現地法令に基づいて適正に行われていることを確認する。
  • (8)クリタグループは、定期的に環境改善活動の効果を検証し、継続的な改善に活かす。
  • (9)クリタグループは、役員・従業員に対して環境改善活動推進のための啓発活動を行う。
  • (10)クリタグループは、環境改善活動に対するステークホルダーの理解促進に資する情報について積極的かつ公平に開示する。
  • (11)クリタグループは、ステークホルダーのクリタグループに対する期待および懸念等を確認し、環境改善活動の継続的な改善に活かす。

バリューチェーンにおける活動方針

  • (1)クリタグループは、顧客に対して水と環境のサステナビリティに資するソリューションを提供することにより、顧客における水およびエネルギーの使用量ならびに廃棄物等の排出量を継続的に低減する。
  • (2)クリタグループは、「CSRに関する方針」の成長機会テーマの実現に資する技術・製品・サービスの開発に注力する。
  • (3)クリタグループは、環境に及ぼす影響および再資源化の可能性を考慮して原材料あるいは部品を調達するとともに、取引先に対して事業活動に伴う環境負荷の低減に配慮することを求める。
  • (4)クリタグループは、製品の製造および運搬ならびに事業活動に伴う事務、会議および移動にあたっては、水およびエネルギーの使用量ならびに廃棄物等の排出量がより少ない方法を優先して選択する。
  • (5)クリタグループは、顧客に対して製品の特性および廃棄方法を含む製品の適正な取扱いに関する情報を提供する。
  • (6)クリタグループは、現地作業の伴うサービスの提供および工事の実施にあたり、その作業を通じて環境に対して悪影響を及ぼさないことに努めるとともに、水およびエネルギーの使用量ならびに廃棄物等の排出量がより少ない方法を優先して選択する。