CSRの取り組みリスクマネジメント

リスク管理体制

クリタグループは、グループの持続的な成長と企業価値 の向上を不確かなものにする事象をリスクと定義しています。 リスクを低減・回避することにより、リスクによる損失や被害を最小としながら、取るべきリスクを明らかにして、事業の成長機会を逸失することがないよう努めています。

クリタグループにおけるリスクの監視およびリスクマネジメントは、経営企画本部長を担当役員として推進しています。経営企画本部長は、グループ各社の分析・評価を定期的に行うとともに、監視を継続し、その発生防止に努めています。

経営に重大な影響を及ぼすリスクが発生した場合は、経営企画本部が対応の責任者と体制を立案し、代表取締役社長の承認を得て直ちに発令します。当該責任者は、速やかに対策を実行するとともに、リスクによる影響、是正の状況および再発防止策について、代表取締役社長および経営企画本部長に報告することとしています。

重大なリスクの内、コンプライアンスに関するものはE&S委員会委員長を、安全衛生および災害に関するものは本部安全衛生委員会委員長を責任者としています。また、日常的な事業活動に直結したリスクへの対応は、各本部長を責任者として実施しています。その他、品質、環境、情報セキュリティおよび輸出規制等日常的リスクへの対応は、それぞれの担当部署が実施します。

経営企画本部長、各委員会委員長、各本部長は、リスクマネジメントの推進状況を定期的に取締役会に報告するとともに、重大なリスクの発生、結果に関して適宜、取締役会および監査役会に報告しています。リスクマネジメントの実施状況、改善状況のモニタリングは、監査室を責任部署として実施しています。

BCM(事業継続マネジメント)方針の制定

当社は、2018年2月、大規模な災害やパンデミックといったクリタグループの事業継続が危ぶまれるような有事の対応方針を定めた「クリタグループBCM方針」を制定し、同年4月から運用を開始しました。本方針の制定は、緊急時の対応計画であるBCP(事業継続計画)に加え、平常時からの事業継続に向けたマネジメント活動であるBCMに関する原則を定めることで、クリタグループの役員・従業員が適切に判断・行動できることを目的としたものです。この方針では、取り組みの基本的な考え方として次の三つを明確化しています。

人命の安全確保の最優先

クリタグループは、役員・従業員およびその家族の安全・安心確保を最優先する。

事業の早期復旧

クリタグループは、自社施設、竣工物件、施工中物件等における業務の早期復旧を図り、製品・サービスの安定供給とお客様の復旧活動の支援に努める。

地域の支援

クリタグループは、自社拠点における二次災害防止に努めるとともに、地域社会の復興に協力する。

2019年3月期においては、当社のグループ総務部がBCMの所管部署となり、BCPの策定や維持・更新、資源の確保、教育・訓練といった一連の取り組みを実施します。また、BCMの実施状況については、本部安全衛生委員会とグループ安全衛生委員会を通じて定期的に点検し、グループ総務部が経営会議に報告します。

この方針の適用範囲はクリタグループ全社ですが、当面は地震災害等の発生可能性が高い当社と国内グループ会社各社を中心に適用していきます。