技術開発発表論文

超純水製造と資源回収（HF,TMAH）について、東北大学参画プロジェクトで保有した装置をベースに説明し、さらに機能性水によるウェーハ洗浄効果を簡単に紹介する。

本講座は、排水処理に携わる、エンジニア・技術・研究・設計・施設・工務の担当者を対象に、排水処理装置設計の基礎事項と、総合的な知識について、事例を含めながら解説する。

次世代の創エネ型排水処理技術として期待される発電菌を利用したメタン生成微生物電解セル（MEC）、微生物燃料電池（MFC）について過去の検討状況を紹介した。

有機溶媒中の微量金属分析を行う手法として、「転溶法」と「直接法」の二手法を検討し、17元素を定量下限1ng/lで分析可能となった。

東京大学農学部生命科学・工学専修の学部学生に対し、環境科学の授業枠において、水処理の役割、水処理プロセスの概要、生物学的排水処理技術について講義をおこなう。

S.sensingを用いて生産プロセスと水質の関係解析を実施し、生産性の向上を確認した事例の紹介。および、今後のスマート水処理の方向性について紹介する。

分子動力学シミュレーションにより、ノニオン界面活性剤とオリゴ糖のポリアミドRO膜への相互作用を検討した。カルボキシル基の解離と非解離で機構は異なるが、いずれの場合もノニオン界面活性剤との相互作用が強くなることが分かった。カルボキシル基をアミドに変えるとノニオン界面活性剤との相互作用が弱くなることをシミュレーションと実験で確認した。

電解硫酸技術及び装置の概要と、これを用いたABS樹脂のエッチング効果、およびめっき処理の結果について報告する。

超純水中の微粒子濃度とシリコンウエハ上の微粒子数との関係に基づいて、微粒子付着モデル案を構築した。構築した微粒子付着モデルにより、シリコンウエハリンスに必要な超純水質を予測した。

RO薬品群を中心として、栗田工業の商品・技術を紹介した。

イオン交換樹脂中でのシリカ形態変化によるリスクを紹介し、その対策を提案する。また、水中からのシリカ除去に関してEDIの有用性を紹介する。

皮膜形成アミン含有商品「ファインスチーム/KURITA PJ」を抄紙マシンに適用することで、蒸気原単位の削減と生産性の向上が得られた事例を紹介する。

栗田の最新の排水回収技術の紹介及び取り組みについて発表する。

ROの安定運転および運転コスト削減を目的とした、還元剤とスライムコントロール剤の注入制御技術の要点と食品工場でのケーススタディの紹介。

下水処理場の重力濃縮槽の運転管理の重要性、槽内監視センサーを活用した積極的運転管理、浮上抑制剤の適用効果について解説する。

銅管の耐食性を短期間で調べる試験方法を見出し、本試験方法を用いて銅管の耐食性を評価した結果、初期処理に孔食抑制効果が確認された結果を報告する。

膜技術を中心に農業における水処理を解説するとともに、栗田工業の農業への取り組みを紹介した。