技術開発発表論文

第6回研究会にて発表した内容（有機質活用型養液栽培に関する検討）における無機化装置の性能と各種分析結果についての報告。

「ドリームポリマー配合のボイラ用水処理薬品」と題して商品紹介のパネルを展示し、講演や発表は無しでパネルセッションを実施。

当社におけるRO膜付着物の分析・評価方法およびRO膜給水に含まれる有機物の分画・特性解析技術とその活用事例を紹介する。

RO膜用スライムコントロール剤KURIVERTER IK-110が、海水淡水化ROプラントにおいてバイオファウリング・貝の繁殖防止・微生物腐食の低減に効果があることを発表する。

（1）2016年に商品化した保護剤「クリバーターMP-800」に関する発表。基本的な膜劣化のメカニズムとそれを防止する保護剤の機能、適用実績について紹介する。
（2）2014年に上市した補修剤に関する欧州を中心とした現場適用実績に関する報告。過去に発表している補修メカニズムについても触れる。

高分子凝集剤として使用される標題のポリマー混合物について、高勾配磁場プローブを用いたDOSYによる分析を行った。

腐食評価は、起きている腐食現象の正しい理解、対策の立案と実施において必要不可欠である。
本発表では、腐食評価に関わる、試験法や調査・解析手法の概要を紹介する。

近年、海外を中心に皮膜性アミンを用いたボイラ水処理への関心が高まっている。
本発表では、皮膜性アミンを配合した当社ボイラ薬品セタミン®の特長とその適用事例を紹介する。

めっき排水処理に関して、一般的技術解説を行う。

ボイラ燃料で使用される石炭ヤードでは、屋外管理のための含水率の上昇や流炭、移送ラインでの詰まり、発塵が問題となる。当社の防塵剤や浸透剤の処理実績を紹介する。

石炭ヤードで発生する各種課題を解決する薬剤としてクリフォームW-101、クリフォームC-803、クリラインS-200を紹介する。

当社製クロマトカラムに関して、流体解析技術を用いて均一分散、ピストンフローが得られるようなカラム構造を検討した結果について紹介する。

新規凝結剤を適用し、抄紙工程水清浄化を新規センサーでモニタリングした事例を紹介。

膜を用いた水処理技術に関する一般的な解説、栗田工業の紹介、逆浸透膜の汚染物質の解析結果、洗浄技術、および凝集技術の紹介を行う。

当社における嫌気性バイオレメディエーションの検討結果と現場適用事例について紹介する。

水処理の適用が進んでいない小規模冷却水系におけるレジオネラ症の感染リスクやエネルギーロスについて説明し、その対策として当社が開発したカプセルゼロの概要と特長について紹介する。

腐食防食セミナーにおける質問①蒸気系統の腐食原因、②微生物腐食解説に対して既在データ・文献を引用して回答する。

塩素化エチレン類による地下水汚染に対して、塩素化エチレン分解菌を大量培養して注入するバイオオーグメンテーションを適用したことにより得られた浄化効果について概説する。

新凝集法+超高速繊維ろ過装置+高流束MF膜から構成される膜分離型前処理を適用することで、従来の凝集沈殿ろ過前処理法よりも運転安定化およびコスト削減を可能とした。

無機排水処理における近年の取り組み事例として、KHDSにペレット沈殿を適用した事例を紹介する。

2017-18年度に実施した表題のNEDOプロジェクトの成果を報告する。プロジェクト全体の成果を主管であるデンソーが報告し、当社が開発を担当した微細藻類培養水の循環使用に向けた水処理技術に関する報告も行う。

当社の技術である、廃棄物焼却施設での酸性ガス処理と飛灰処理の最適処理が大気だけでなく埋立処分場の浸出水のCa及びCODといった環境負荷の軽減に寄与することを説明する。

6価クロムを用いない樹脂基材へのエッチング代替技術として電解硫酸技術を用いてABS樹脂にエッチング、無電解めっきおよび電気めっき処理を行う。条件を最適化することにより、6価クロムエッチング処理の代替技術となり得る可能性が示唆された。

Ti陽極酸化はTiの溶解挙動とその溶解したTiイオンの酸化挙動とのバランスで起こる。
まず、硫酸溶液中でのTi溶解挙動について分かった知見を発表する。
具体的には、H+イオン濃度の最も高い硫酸濃度75wt%の溶液に溶解する。

大規模地中連続壁や杭工事で使用される安定液の比重低減剤を（株）大林組、松下鉱産（株）、当社で共同開発した。
本薬剤の素材選定試験の結果について発表する。

弊社独自の技術であるファジサイドとエアレーションを用いた効率的なスライムコントロール処理および、S.sensingシステムを活用した水質の最適化技術を紹介する。

大規模地中連続壁や杭工事で使用される安定液の比重低減剤を（株）大林組、松下鉱産（株）、当社で共同開発した。
本薬剤の実証試験を3社で実施したので、その結果について発表する。

シンガポール海淡現場のパイロットプラントでROスラコン剤IK-110を適用検討した結果、IK-110の有無で差圧、膜解体後の付着量でIK-110に差圧抑制効果に関する有意な差を得た。
また、NEWRIのEIS（ファウリングモニター）も海淡で差圧よりも早期検知できた。

当社が1999年に島岡教授（現九州大、当時福岡大助教授）に指導いただき、一般廃棄物焼却灰の物理選別処理による有効利用を検討した。道路路盤材として試験施工後、17年経過した為、追跡調査し、路盤性状及び焼却灰の性状に問題がないことを確認した。

塩類濃度の高いかん水中の窒素除去を行うため、Anammox微生物の大量培養方法を検討した。
嫌気グラニュールを核として表面にAnammox微生物を生育させることに成功し、容積負荷として10.7kgN/m3/dの能力を確認した。