技術開発発表論文

2017年8月

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.08.03 栗田工業:埜村誠
木幡賢二、
クリタス:古井淳之
森寺智史
講演 第54回下水道研究発表会
日本下水道協会
東京ビックサイト

下水・嫌気性消化槽において、消化促進効果を示すマンガンを実設備へ適用し、投入効果を評価した。
消化ガス中のメタン濃度が上昇し、消化ガス発電設備のガス消費量(燃焼量)も削減できていることが確認できた。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.08.02 Takeo Yamaguchi 講演 ICOM 2017
北米膜学会
サンフランシスコ

栗田工業の膜技術として、RO薬品群の紹介を行う。クリバーターIK-110の効果を説明する。
(東京工業大学の山口教授が日本の膜技術を紹介する中で取り上げる)

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.08.02 小島英順
木幡賢二
水成隆之
講演 第54回下水道研究発表会
日本下水道協会
東京ビックサイト

硫化物生成速度の予測式を応用し、下水処理場における消臭剤適用の効率化と年間を通じた消臭効果の安定化を検討した結果を報告する。S.sensing RSによる汚泥性状や硫化水素の連続モニタリング結果、薬注制御結果、遠隔監視システムの開発について報告する。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.08.01 井上健
小島英順
木幡賢二
講演 下水道研究発表会
日本下水道協会
東京ビックサイト

重力濃縮槽における汚泥浮上現象は、引抜汚泥濃度低下を引き起こすことから問題とされている。
汚泥浮上の抑制方法を検討した結果、亜硝酸イオンが有効であることを見出した。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.08.01 川勝孝博
早川邦洋
藤井昭宏
講演 ICOM 2017
北米膜学会
Hilton San Francisco

逆浸透膜汚染物質の解析を行った。そして、膜汚染物質である多糖類や腐植物質の膜面濃度とフラックス低下速度の関係を求め、プラントのROフラックスの低下速度の予測に適用した。

2017年7月

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07.28 川勝孝博 講演 日本脱塩協会(JDA)総会
JDA
東京都中央区 東レ㈱日本橋本社

栗田工業のRO薬品である、クリバーターIK-110、BP-201、RC-200、RC-300、RC-400、およびクリダインM-141Lの性能と技術的背景の紹介を行う。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07.25 内田和義 講演 第17回材料セミナー
ボイラ水の防食維持管理
化学工学会化学装置材料部会
東京理科大森戸記念館

主にコンビナートの産業用中高圧ボイラにおける水質管理、障害事例を解説する。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07.25 榎本幹司 講演 第313回液体クロマトグラフィー研究懇談会
日本分析化学会LC研究懇談会
オルガノ本社

水処理メーカーにおいて、処理の対象となる物質の濃度を把握するための分析技術は重要である。
近年、急速に発展したLCMS分析技術を中心に、水処理条件の検討において活用した事例を紹介する。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07.22-23 N.Yokota
Y.Watanabe
T.Tokutomi
T.Kiyokawa
T.Hori
S.Kang
M.Hosoi
A.Terada
講演 Water and Environment Technology Conference 2017
日本水環境学会
北海道大学

かん水の窒素除去を行うAnammox反応槽を迅速に立ち上げるため、嫌気グラニュールを担体として用いる立ち上げ方法を検討した。
装置は最大10.7kgN/m3/dの処理能力を示し、海洋性のAnammox細菌を集積することができた。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07.22-23 佐藤伸 講演 Water and Environment Technology Conference 2017
日本水環境学会
北海道大学

電気脱イオン装置において、シリカ除去99%レベルが限界となっていた。
その原因として、濃縮室と脱塩室出口の濃度差が律速となって移動が阻害されることが挙げられた。
解決案として、濃度拡散抑制のために処理水カウンターフローが有効である(KCDI-Upz)。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07.20 永井達夫 講演 表面技術とものづくり研究部会
表面技術協会
千葉工大スカイツリータウンキャンパス

硫酸を電気分解して強酸化性を有する電解硫酸溶液を得ることを説明し、さらにこの電解硫酸技術をレジスト剥離とNiPtシリサイド残渣処理に適用し、従来技術よりも優れた成果を得た。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07.17-21 栗田工業:飯泉太郎
田中愛里
宇都宮大学:諸星知弘
佐藤新菜
池田宰
講演 IUMS2017
International Union of Microbiological Societies
シンガポール Sands Expo&Convention Center

冷却水より分離したアシル化ホモセリンラクトン(AHL)分解菌、Sphingomonas ursincolaよりAHL分解酵素遺伝子を特定し、分解酵素の性状を調べた。
その結果、AHLのラクトン環を開裂するラクトナーゼであることがわかった。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07.13 彦坂拓自 講演 食品工場における水の再利用と省水を考える
サイエンスフォーラム
千代田区 フォーラムミカサエコ

食品工場における水使用の特徴と一般的な水の有効利用事例を紹介する。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07.13 永井達夫 講演 表協ライトメタル表面技術部会
表面技術協会
工学院大学 新宿校舎

従来のAl陽極酸化処理に、電解硫酸液を使うことにより、孔径7nmという貫通した微細孔を実現できた。
また、これまでAl基板とAl陽極酸化膜を分離する必要があったが、Al箔(厚さ15μm)を直接処理することで、分離する必要がなくなった。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07.05 小島英順 講演 第24回環境セミナー
紙パルプ協議会
タワーホール船堀

無機系殺菌剤ファジサイドによる抄紙工程の微生物コントロールは、工場排気のにおい対策や製品の品質向上、生産性の向上に繋がることを解説する。
また、排水処理工程のにおい対策として、活性汚泥への悪影響の低いクリレイザーR-410や水棲生物への悪影響の弱いステンチカットL-200について解説する。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07 徳富孝明 投稿 用水と廃水
産業用水調査会

ANAMMOXプロセスについて、方式(二槽型、一槽型連続、一槽型SBR)の違いと特徴について概説し、最近の適用状況について述べた。今後適用が期待されるバイオマス発電所からの排水での検討例を紹介した。

日付 投稿・講演者 種別 発表先(主催・発行)
2017.07 織田信博 投稿 リンの辞典
朝倉書店

リン酸回収装置は液晶基板製造工場から排出されるアルミエッチング洗浄排水(リン酸、硝酸、酢酸を比較的高濃度で含んでいる)から硝酸、酢酸を除去し、リン酸だけを濃縮して回収する装置であり、2009年に開発・実用化された。