Press Release

2019年

2019年11月1日

水処理の総合ソリューションを提供する新会社「クリタ北関東株式会社」を設立
~埼玉県・茨城県で、水処理薬品・機器およびメンテナンス・サービスを一体的に提供~

栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:門田 道也)は、北関東地区(埼玉・茨城両県)で、水処理薬品・機器および水処理装置のメンテナンス・サービスの提供を行う新会社「クリタ北関東株式会社(以下:クリタ北関東)」を設立し、11月1日より事業開始したことをお知らせします。

これまで当社は、お客様の水処理に関する様々な課題に対し、幅広い解決策をすばやく提供できる体制の構築を目的とした国内販売ネットワークの再編を進めてきましたが、クリタ北関東の設立により、埼玉・茨城両県においても水処理薬品とメンテナンス・サービスを一体化した総合ソリューションの展開を加速していきます。お客様を起点に、機動的に課題解決を図り、より一層きめ細やかな提案活動を推進することで顧客親密性を高め、お客様にとって最適なサービス、より価値の高いソリューションを提供することを目指します。

クリタ北関東は今後、食品・飲料や、自動車、インフラなど幅広い産業において、純水装置やボイラ・冷却水設備などのユーティリティ設備や生産プロセスでの顧客ニーズ、潜在的課題に対して、当社グループが有する商品・技術を融合し、IoTを駆使した遠隔監視システムも駆使することで、工場全体の水使用量削減や水回収、エネルギーの削減、生産性向上など顧客価値を創出するサービス契約型のビジネスモデルを展開し、当該地域におけるソリューションビジネスを拡大していきます。

現在、クリタグループは、中期経営計画「MVP-22(Maximize Value Proposition 2022)」において、「水資源問題の解決」「持続可能なエネルギー利用の実現」「廃棄物の削減」「産業の生産技術進歩」を重点的に取り組むべき社会課題と捉え、社会との共通価値の創造に注力しています。このたびの新会社の設立により、総合ソリューションを基軸としたサービス事業への変革と、新たな価値を創出するビジネスモデルへの転換を図っていきます。

当社グループは、創業以来70年にわたり蓄積してきた水と環境の知見・ノウハウを結集し、 お客様とともに社会との共通価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献していくという使命を果たしてまいります。

新会社の概要

社名 クリタ北関東株式会社(英文名:Kurita Kitakantou Co., Ltd.)
所在地(本社) 埼玉県白岡市新白岡九丁目15番地3
代表者 牛島 裕介
資本金 10百万円(栗田工業100%子会社)
営業地域 埼玉県および茨城県全域
事業内容 水処理薬品・機器および、水処理装置のメンテナンス・サービスの提供など
従業員数 約30名