冷却水水処理

工場の安定操業や生産効率の改善に貢献する冷却水

水は、飲料や洗浄の他に、工場やビルなどでモノを冷やすためにも使われています。
モノを冷やすための水は「冷却水」と呼ばれ、工場やビルなどでは必ずといってよいほど利用されています。
その冷却水のトラブルを防ぎ、常に最適な状態を保つことで、工場の安定操業や生産効率の向上に貢献するのが、クリタの水処理薬品です。

モノを冷やすための「水」、それが冷却水です。

効率的にモノを冷やすためには、「水」が最も適していると言われています。それはなぜでしょうか。水は、蒸発する際に周囲から大量に熱を吸収します。例えば、夏の炎天下に「打ち水」をすると涼しく感じられるのは、まいた水が蒸発するときに地面や外気から熱を奪うからなのです。冷却水は、まさにこうした水の性質を活かし、モノを冷やすために使われています。

冷却水は、産業にとって欠くことのできない水です。

この性質が最も活かされているのが、工場やオフィスビル。特に、工場では使用する水の大部分が、実は「冷却水」として利用されています。
大規模な工場になると、冷却水の使用量は1時間あたり数万トン。石油化学工場(コンビナート)などで製品をつくる過程で、冷却水は製品を適切な温度に冷やすために使用されるほか、空調(冷房)にも使用されています。

工場における代表的な冷却水系システム

クリタの水処理により、冷却水を常に最適な状態に保ちます。

冷却水は、一度使っただけで捨てられるのではなく、使用した水を循環させて有効利用しています。しかし、冷却水を何の処理もせずにそのまま循環させてしまうと、冷却水の配管や熱交換器などに汚れやさび(腐食)が発生してしまいます。これが障害となり、製品を適切に冷やすことができなくなるだけでなく、設備そのものにも大きなダメージを与えかねません。
そこで力を発揮するのがクリタの水処理技術です。冷却水に水処理薬品を入れることで水を常に最適な状態に保ち、工場の安定操業や生産効率の向上を可能にするのです。


さまざまなニーズに応え、さらに高いレベルを追及していきます。

冷却水に対するニーズは、実にさまざまです。お客様ごとに製造ラインや冷却する対象物に違いがありますし、水質面では環境への配慮が強く求められています。クリタは、そんな多様かつ高度なお客様のニーズに応えていくために、継続的な技術開発に取り組み、特長ある商品・技術・サービスを提供してきました。
今後もさらに高いレベルの冷却水の水処理を追求するとともに、お客様の課題解決を通じて社会の発展に貢献していきます。

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