技術開発発表論文

ポリアミド逆浸透膜の膜汚染機構を分子動力学により解析し、凝集、表面修飾、洗浄による膜汚染対策、および塩素等で劣化した膜の補修技術の紹介を行う。

微生物を用いる窒素除去方法について、原理と特徴について概説し、硝化脱窒法、ANAMMOX法について、プロセスのフロー、性能等を紹介する。

凝集、汚泥処理および有機凝結剤、高分子凝集剤の一般的な説明と適用方法について説明する。併せて、S.sensingCS、凝集センサ制御システム「クリピタリ」などの当社の技術も紹介する。

近年塩化ビニルモノマーも管理・規制が強化される方向にある。当社では、塩化ビニルモノマーをより効果的に分解し、浄化期間を短縮する技術として、分解微生物を培養・利用するバイオオーグメンテーションを開発、浄化事業へ適用している。その開発と現場適用について紹介する。

ポリアミド逆浸透膜の劣化により、カルボキシル基が増加することを明らかにし、アミノ基を有する化合物を用いて補修を行い、阻止率向上効果が得られたことを報告する。

製紙工場の代表的な悪臭物質である硫化水素と低級脂肪酸について、製紙工程や排水処理に与える悪影響を解説する。対策としてファジサイド、ステンチカットなどによる対策を紹介する。

当社の廃棄物関連商品・技術を紹介する。さらに新規に開発した酸性ガス処理剤「ハイパーサーE」を適用することにより、酸性ガスと飛灰重金属の安定処理を提供できるとともに処理費用を削減できることを紹介する。

生物処理、嫌気処理の概要、従来技術について概説し、開発した担体嫌気処理プロセスについて、原理、性能、適用例について紹介する。

高塩類濃度共存下で選択的にストロンチウムをイオン交換可能な二チタン酸カリウム（粉末）を原料として、粒状の水処理吸着剤を開発した。開発吸着剤の放射性ストロンチウム（Sr-85）を使用した吸着試験及び吸着後のSr溶出特性について報告する。

当社のRO薬品、特に、独自技術であるクリバーターIK-110、BP-201、RCシリーズの特徴と適用事例を紹介する。

クリバーターIK-110による排水回収ROの安定運転が達成された事例を紹介する。