技術開発発表論文

水処理に関わる微生物検出技術の最新動向について、水道水・プロセス用水・水質浄化の観点からレビューした。

ケイ酸溶液に樹脂を添加し、ケイ酸吸着時のpH変化を測定したところ、ケイ酸がイオン交換のみに依らない吸着をすることが示唆された。そこで、Siの固体NMRを測定したところ、ケイ酸の重合を示す初の直接的証拠がスペクトルとして得られた。
イオン交換樹脂の再生でSiO₂の脱着が困難な原因と考えられる。

新しい機能水のアプリケーションとして、MS洗浄向けO₃水とGe基板向け機能水（水素水）の洗浄効果を報告する。

耐食材料の微生物腐食抑制手段として、ヒドラジン系薬剤の有効性を微生物腐食の改善事例とともに報告する。

新機構前処理システムの基本フローや、構成する各要素技術の概要とそれぞれの特長、適用の効果などについて解説する。

国内の工業用水の利用状況・水回収率の動向について国交省から出されている資料をもとに整理した。また、海水脱塩について、最新の状況をデータベース等の実績を整理してまとめた。

Dehalococcoides属細菌を利用した土壌・地下水浄化技術について、当社の取組みと今後の課題を述べる。

余剰汚泥発生量削減効果を主眼に置き、バイオプラネットSRの概要、処理フロー、適用範囲などについて解説する。

食品工場へ適用可能な生物処理技術として、汚泥減量型好気処理（バイオプラネットSR）と担体嫌気処理（バイオセーバーTK）を紹介する。また、最近ニーズが高まっている排水の回収再利用の基本的な考え方について紹介する。