技術開発発表論文

海水を含んだ高マトリックス（高塩類濃度）廃水中の放射性ストロンチウムを吸着分離する目的で、チタン酸塩吸着材を開発した。85Srに対する分配係数（Kd）からチタン酸塩は高塩類濃度条件下においても優れた吸着能を有することを確認した。

低圧ボイラを中心に、脱酸素処理の方法とその効果について、一般的な技術を解説する。

スケールの生成機構と防止技術について解説する。

紙製造工程に発生するピンクスライムの原因菌を同定し、原因菌に対する臭化アンモニウム－次亜塩素酸ナトリウム（ファジサイド）の殺菌効果を検討した。

CODcr1000mg/L以下の低濃度有機排水の処理に担体を用いた嫌気処理の適用を検討した。CODcr1000mg/Lの低濃度排水を槽負荷20kg/m³/d以上、除去率80%以上で安定運転することができた。

電子排水のMBRについて、BOD負荷と膜汚染の関係を実験的に求めるとともに、既往の知見に基づき、膜汚染過程のモデル化、数式化を行った。

空気調和・衛生工学会設備配管施工上の信頼性小委員会で、現場担当者を対象とした腐食・劣化事故調査の進め方マニュアルを作成した。本講演では、マニュアルの概要を紹介する。

嫌気性微生物による揮発性有機塩素化合物（VOC）の分解機構、VOC分解菌の特徴、及び国内外におけるバイオオーグメンテーション技術の動向について概略を説明する。

海水淡水化設備で発生しているバイオファウリングについて、クリバーター^®IK-110を用いて改善した事例を紹介する。

微細化が進む半導体業界から要求される超純水水質動向と対応する水処理技術、超純水に特定のガスを溶解し洗浄力を上げた機能水の概要・適用事例について、水処理メーカーの視点で解説する。

担体は礫に比べて流動化させるためにより大きな底面剪断力を要した。
実際の曝気槽で担体の堆積が観察された箇所とCFD解析による流速分布で底部の流速が堆積防止流速以下の箇所は概ね一致した。

フッ素含有排水の処理に関して、当社保有の処理技術の概要、および、HDS法適用時の影響因子について紹介する。

窒素の形態と規制について概説し、当社が保有している窒素除去技術を紹介する。
物理化学的方法としてストリッピング/触媒酸化法、湿式酸化、電解法を、生物学的処理方法として硝化脱窒Anammox法を紹介する。

工業用液体クロマトグラフィーについて、カラム技術、スケールアップ技術を中心に解説する。

土壌地下水汚染問題について、水質汚濁防止法と土壌汚染対策法の最新の改正内容と、本問題に対する企業側の戦略的な取り組みについて事例を交えて説明する。

淡水を利用した冷却水処理技術（防食・スケール防止・バイオファイリング防止）について基本的な処理技術を解説する。

省エネ環境に対応したデバイス工場での排水のクリーン化技術として、当社の担体式嫌気処理「バイオセーバー^®TK」を紹介する。