技術開発発表論文

活性汚泥装置設計の基礎的な知識・注意事項について、概要を説明する。
生物処理前処理にはじまり、二段活性汚泥・膜式活性汚泥・硝化脱窒の生物処理装置・後段処理も含めた注意事項を説明する。

常圧・減圧蒸留装置に適用される防食剤の解説と、日常の防食管理にかかわる原油・水質分析項目について、その意義や分析方法について最近の動向も含めて解説する。

電子産業工場における有機性排水の回収前処理として嫌気MBRの適用を検討した。
従来の好気処理とほぼ同等の処理水質を維持しながら、COD負荷6-7㎏/m³/dの高負荷処理が可能で、汚泥発生量は約1/6に低減された。

RO膜処理におけるリンを含まない炭酸カルシウム、リン酸カルシウムスケール防止剤について紹介する。

RO装置のファウリング問題に対して、通常の無機凝集剤よりも優れる効果を有する新RO前処理凝集剤（クリバーターBP-201）の特徴、机上試験結果、実ROプラントでの適用事例・有効性を報告する。

RO装置のバイオファウリング問題に対して、優れた効果を有する新スライム防止剤（クリバーターIK-110）の実ROプラントでの適用事例・有効性を報告する。2009年に本学会にて発表した内容の続報。

IWAタスクグループ報告書の一章として、産業排水での活性汚泥モデル活用の留意点を公開論文に基づき報告する。

中国の飛灰溶出特性を踏まえて中国向けに開発したKURITA K-8170の特徴および中国での適用事例について紹介する。

電解硫酸によるレジスト剥離処理技術に関して、枚葉洗浄方式での高濃度イオン注入レジストに対する電解硫酸液の剥離効果を、加熱条件と過硫酸濃度の関係、および推定した硫酸ラジカルの発生量に着目して検討し、処理時間の短縮化が図れた。

予め水素を吸着させた金属触媒に溶存酸素共存下で尿素を供給すると、金属触媒に尿素が吸着することを見出し、超純水系に適用できる今までにない尿素除去技術を確立した。

米国大手半導体メーカーに納入したグリーンサルファシードKD（GS-KD）にて処理したウエハデータに関して、既存処理方法（SPM）と比較しながら、当社のGS-KDの優位性を述べる。
また、SPM使用時に対する薬品の削減実績と環境貢献へのアピールを行う。

電解硫酸溶液を用いて、半導体製造工程でのレジスト剥離処理を行っている。
従来の処理方法であるSPM法よりも液の寿命が長くなるだけでなく、新たな利点も確認されつつあるので、電解硫酸の基本技術及び適用試験での成果について報告する。

中国の飛灰溶出特性を踏まえて中国向けに開発したKURITA K-8170の特徴および中国での適用事例について紹介する。

中国の飛灰溶出特性を踏まえて中国向けに開発したKURITA K-8170の特徴および中国での適用事例について紹介する。

無機炭素濃度を抑制することにより亜硝酸型硝化が達成可能であること、炭酸塩を用いて亜硝酸型硝化となっている条件では、生物膜中のアンモニア酸化細菌が優占化し、亜硝酸酸化細菌が排除されることを確認した。（平成22年度論文奨励賞受賞記念講演）