技術開発発表論文

加圧浮上装置の処理性能におよぼす簡易バッフル設置の影響を、気液2相流のCFD解析によって検討し、パイロット装置を用いたSS除去性能から解析結果を検証した。

軟水給水の低圧ボイラ分野における蒸気復水系の腐食障害とその対策を中心に、事例を用いた解説を行う。

非白金触媒エアカソードを用いた100ml規模の装置により、発電微生物による廃水処理の可能性を検討した。約5カ月に渡り安定した処理が行われ、平均COD除去速度28.4kg/m³/d、発電量1kw/m³以上を維持することができた。

膜式活性汚泥(MBR)システム適用に際してのトラブル事例と解決策を原因別に解説する。
また適用条件による注意事項についてもあわせて解説する。

排水処理・水回収処理プロセスにおける膜分離技術の位置づけと実際の適用事例を紹介し、その中で要求される膜特性について膜ユーザーの立場から説明する。
その中でも特に(1)膜式活性汚泥(MBR)(2)高性能ROシステムの2つの商品・システムについて基本的な考え方と実例を紹介する。

超純水の用途、必要性、システム構成要素の概要を説明する。水が使われる場＝洗浄工程を意識した開発の成果として機能水にも触れる。（『機能水』は講演会事務局要望により一般用語として使用）

冷却水系におけるシリカスケールの生成に対するアルミニウムの影響について報告する。

RO装置のバイオファウリングの問題に対して、従来の次亜塩素酸処理ではRO膜劣化の問題がある。
結合塩素を含有する新スライム防止剤の効果、適用事例、安全性などを紹介する。

液晶排水からリン酸を回収するシステムの紹介とその原理の解説である。システムはろ過、カチオン樹脂塔、RO、蒸発装置からなり、その中心技術はRO膜によるリン酸の濃縮と硝酸・酢酸の分離を同時に行えることにある。

空調設備における水質処理に関し、冷却水系及び冷温水系での水処理について概説する。

本便覧は、空気調和・衛生工学の専門的事項全般にわたるデータブックであり、業界の技術者、設計者、研究者などの日常業務に活用する目的を持つ専門書である。
「給排水衛生特殊設備の第17章水泳プール設備」について既刊13版を改訂した。

加圧浮上装置の処理性能におよぼす簡易バッフル設置の影響を、気液2相流のCFD解析によって検討し、パイロット装置を用いたSS除去性能から解析結果を検証した。

洋紙マシンでは、微生物汚染に起因するアミラーゼによって、内添澱粉が分解されて生産性・品質低下の可能性があることを見出し、ファジサイド®を用いた全系清浄化によるアミラーゼ低減の方法について報告する。

電子産業分野で使用されている最先端の超純水の要求水質とそれを満足するための製造技術および水質評価技術の概要を紹介し、今後の超純水技術向上に向けた課題を述べる。

超純水の製造技術、分析技術について一般的な技術概論を説明。

(社)日本ボイラ協会水管理委員会としての協会誌「ボイラ年鑑」掲載の報文（委員共著）。
担当分；[ボイラ休止中の水管理]；昨今の工場操業率低下に対応した蒸気発生ボイラ・産業用発電ボイラの休止の際の従来の水処理方法のレビューと最近採用されている方法とその特徴の紹介。

超純水中には過酸化水素が含まれており、システム及び水質に様々な影響を与えている。
白金ナノ粒子を担持したイオン交換樹脂を用いて、過酸化水素を分析下限値以下まで除去可能である。
本技術を適用した超純水システムで、過酸化水素を低減し、DOを安定化した高純度の超純水供給が可能となった。

空調設備における水処理に関し、腐食・スケール・スライムの発生原理と防止法について概説する。