技術開発発表論文

1. 火力発電所の排水・廃液・廃油管理
   発電所から排出される排水の一般的な処理技術について解説した。紹介技術は、ろ過、凝集、フッ素処理、セレン処理、ホウ素処理、窒素処理に関するものである。

酸化マンガンの還元をカソード反応とした生物電池について、実際にその反応が起きていることを確認するとともに、マンガン酸化菌による再生プロセスと組み合わせて持続的に発電が可能であることを確認した。

当社のK1モニター(特許取得済み)および水素透過測定器による常圧蒸留装置の腐食モニタリング適用事例について一般的に解説した。

土壌汚染調査対策の実態、土壌汚染対策法見直し動向、土壌・地下水汚染の調査・対策の考え方、対策技術、わが国のブラウンフィールド問題について説明する。

当社独自技術である「包接技術」を利用した2つの燃料電池用燃料貯蔵技術、固体状メタノールと包接水素貯蔵技術に関し、その適用分野と特徴を述べた。

エネルギー・資源学会の『水素エネルギー社会に関する調査研究』の水電解の項及び 水素ステーションの項の一部を執筆する。水電解による水素製造法の概要、原理等の 一般論紹介及び新エネルギーグループで実施している相模原水素ステーションについて記述する。

原位置封じ込め措置に透過反応壁を組み合わせることで、施工後の内部の地下水位の管理等が不要となる。本措置を実施した際の連続壁型の透過反応壁との浄化材の使用量の比較および遮水壁内部および周辺への地下水流動の影響について検討した。

鉛汚染土壌を不溶化埋め戻し処理した。
処理後、
①場処理土壌の経時的監視及び
②室内カラム試験を実施した結果、不溶化処理が長期に安定していることを確認した。

Anammox®プロセスの原理、概要を紹介し、半導体工場に導入したAnammox®1号機の運転性能、導入効果についてまとめた。