2011年9月28日

クリタグループの節電実績について

クリタグループでは、政府の「夏期の電力需要対策」および電気事業法第27条による電力使用制限に基づき、7月1日から9月22日の間の予定で、大口需要家である事業所のピーク時電力(平日9時から20時の使用最大電力*1)を前年比で15%以上削減する取り組みを中心に、その他の事業所においても節電策を実施してきました。
このたび、7月1日から8月31日の間における主な事業所の節電実績がまとまりましたのでご案内します。

主な事業所の節電実績について

クリタグループでは、栗田工業(株)クリタ開発センターおよびクリタ・ケミカル製造(株)本社が東京電力管内に立地し、契約電力が500kW以上であるため、大口需要家として電気事業法第27条に基づく使用制限の対象となりました。
また、栗田工業(株)本社は使用制限の対象事業所とはなりませんでしたが、大口需要家と同様に電力削減目標を定め、節電に取り組んでまいりました。これら事業所においては諸施策実施の結果、使用最大電力で前年比15%以上の削減を達成することができました。

  使用最大電力 使用累計電力
2010年
(kW)
2011年
(kW)
削減率 2010年
(kWh)
2011年
(kWh)
削減率
栗田工業(株)
本社
(東京都新宿区)
442 307 △30.5% 275,856 216,240 △21.6%
栗田工業(株)
クリタ開発センター
(栃木県下都賀郡)
1,790 1,440 △19.6% 1,668,591 1,384,939 △17.0%
クリタ・ケミカル製造(株)
本社
(茨城県猿島郡)
600 477 △20.5% 359,424 289,524 △19.4%

※各数値は7月1日から8月31日までの間の実績値です。

*1「使用最大電力」とは、平日9時から20時までの間の1時間あたり平均使用電力の最大値であり、電気事業法第27条に基づき、2011年は2010年夏の使用最大実績から15%削減した値に使用できる電力量が制限されました。

◇栗田工業(株)本社では、照明の削減、空調の設定温度アップ、エレベーター・コピー機の稼働台数削減などにより、使用累計電力が前年比で21.6%削減となりました。また、使用最大電力に関しても30.5%の削減となりました。

◇栗田工業(株)クリタ開発センターでは、照明の削減、空調の設定温度アップ、ユーティリティ設備の稼働台数削減などにより、使用累計電力が前年比で17.0%削減となりました。また、使用最大電力に関しても19.6%の削減となりました。

◇クリタ・ケミカル製造(株)本社では、LED照明への切替え、屋根への散水による室温上昇の抑制、自家発電設備の導入などにより、使用累計電力が前年比で19.4%削減となりました。また、操業時間を平日6:00から15:00までの間に変更することなどで、使用最大電力に関しても前年比20.5%削減となりました。

今後の取り組み

電力使用制限は緩和されましたが、クリタグループでは、事業所での安全の確保と健康への影響に支障のない範囲内で、今後も節電につながる取り組みを継続していきます。

以上

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