フッ素及びフッ素化合物について
環境基準と排水基準
- 0.8mg/L(平成11年2月項目追加)
- 排水基準
海域以外 8mg/L 海域 15mg/L
(平成13年7月施行・・・業種により3年間の暫定期間)
(生活環境項目で一律15mg/Lに規制されていたものを健康項目として置き換え)
物性と人体への影響
- 元素記号
F - 原子量
19.00 - 性状
自然界では、ホタル石、氷晶石など種々の鉱物中にフッ化物として存在し、工業的には、フッ化水酸HF、フッ化ナトリウムNaF、フッ化カルシウムCaF2などの工業薬品が各種の用途に使用される。 - 水中形態
通常、フッ素イオンとして存在しており、酸性でホウ素の共存により一部フルオロホウ酸HBF4を形成する。 - 毒性
過剰なフッ素の摂取により斑状歯、骨硬化症、骨軟化症、甲状腺腫などを生じる。