よくあるご質問
- 基準と言うのは何があるのですか?
土壌汚染対策法には、土壌溶出量基準・土壌含有量基準・地下水基準があります。また、関連して廃棄物の処理及び清掃に関する法律や水質汚濁防止法の基準も関連する場合があります。- 土壌・地下水環境調査を実施するにあたり、対象物質の使用の有無が調査内容に関係しますか?
はい、関係します。法律・条例対応調査の場合、基本的には各事業所のどこで、どのような特定有害物質が使用されていたのかによって調査の内容が変わります。各事業所において、それらの使用の有無や、使用方法などを把握することが、調査の第一歩となります。- 法律・条例対応調査と自主調査では、進め方や考え方が違いますか?
違います。法律・条例対応調査は、有害物質使用特定施設の廃止時や、一定の面積を超えた土地改変を行うときに、法律・条例の定める内容でおこなう必要があります。一方、自主調査の場合でも、目的によって調査や対策の進め方や考え方が変わります。-
- ・不動産売買の場合:
- 買い手側の土地利用等の状況に応じ、法律・条例の定める以上の内容の調査を求められる場合があります。
- ・操業中の工事の場合:
- 工場で使用履歴のある有害物質が敷地外へ影響を及ぼしていないか等、環境リスクをコストミニマムな手法で把握する場合もあります。
- 5年以上揚水による浄化を実施していますが、最近の濃度低下が小さく、いつまで続くか不安です。
短期間で浄化を終了させる方法はありますか?
当社では、さまざまな浄化加速技術を開発しており、浄化サイトの状況に応じた最適な浄化加速技術を組み合わせることで、行政認証も得られる短期浄化終了を実現しております。特に嫌気性バイオ法による浄化加速は安全性・コスト・浄化期間等でメリットが大きく、約80社以上のお客様より御採用いただいております。- 工場建屋下に油の汚染のある事が判っていますが、具体的な対策がとれないで困っています。
何かいい方法はありませんか?
油の種類、汚染の広がり、地質、地下水等によりさまざまですが、揚水で井戸内に油を集め浮上油を回収する方法や、揚水と土壌ガス吸引を併用しミストセパレータで回収する方法、地中曝気とガス吸引の併用で回収する方法、微生物により分解する方法等が採用されています。- 操業中の工場直下の高濃度土壌汚染の浄化は可能ですか?
可能です。原位置置換法という新しい浄化手法を用いる事により、工場ラインの切替工事等、比較的短期間に高濃度汚染エリアをピンポイントで浄化できます。
具体的には工場真下に有る汚染エリアに管で吸引する特殊装置を直接差し込み、水と空気を注入しながら泥として吸引、浄化します。