加圧浮上などの前処理装置を必要としません。
油脂分解槽では好アルカリ性油脂分解細菌により高負荷で油脂を分解します。
微小動物による補食作用により、効率よく汚泥を減量します。
放線菌による沈殿槽でのスカム発生がありません。
適用先 | 食品製造工場(総菜、調味料、パン、製菓、ケーキ)、製油 |
原水組成 | CODCr:500~3000mg/L、BOD:250~1500mg/L、SS:< 200mg/L、n-Hex抽出物:100~1000mg/L |
容積負荷 | CODCr容積(分散菌槽+第一微小動物槽)負荷:2.0 kg/m3/d以下 |
油脂分解槽 | 高アルカリ低充填型流動床(担体充填率*1:5%、pH>8.5) |
微小動物槽 | 浮遊方式曝気槽(沈殿池での汚泥返送) |
汚泥転換率*2 | 0.10~0.15kg-SS/kg-CODCr(CODCr容積負荷:1.3kg-CODCr/m3/dの場合) |
施設例 [食品工場排水] |
流量250m3/day、CODCr:2000mg/L、BOD 800mg/L、nHEX 150mg/Lの場合 分散菌槽容積85m3、微小動物槽350m3 |
*1:担体充填率はスポンジカット後のものです。 *2:基質により異なります。 |