ボイラ水処理

お客様の蒸気設備を守り、蒸気の力を最大限に活かすボイラ水処理

大規模な施設の暖房や工場の生産現場などで、重要な役割を担っている蒸気。クリタのボイラ水処理は、そんな蒸気をつくるボイラや蒸気を利用するための設備を守り、蒸気を安定的に供給することで、産業や人々の暮らしを支えています。

大規模施設や工場では、ボイラでつくる蒸気が欠かせません。

病院、学校やショッピングセンターなど、さまざまな大規模施設の暖房には、ボイラでつくられる蒸気が使われています。また、 食品工場・化学工場・製紙工場といったさまざまな工場では、温水などと比べてすばやく加熱できるという蒸気のすぐれた特長を活かし、加湿や加熱などに蒸気を使用しています。

蒸気による加熱


蒸気を安定供給するために、ボイラの障害を防ぎます。

蒸気は、水をボイラで加熱することで作られますが、蒸気を継続的に安定供給するためには、その水を適切に管理することが不可欠になります。ボイラ内の水をそのまま利用し続けると、水に含まれるカルシウム・マグネシウムなどの物質がボイラの内側に付着して熱効率を悪くしたり、水に溶け込んでいる酸素などがボイラを腐食(さび)させるなど、さまざまな障害を生じさせるからです。これらの障害が進むと、エネルギーのロスが生じるだけでなく、ボイラが使えなくなることも考えられます。


身近なところで幅広く、クリタのボイラ水処理が活躍しています。

そこで必要になるのがボイラの水処理です。ボイラで使用する水に水処理薬品を入れることで、ボイラはもちろん、蒸気を運ぶ配管や蒸気の熱を利用する熱交換器などの蒸気設備を守り、効率的に稼働させることが可能になります。クリタのボイラ水処理は、工場・施設・ビルなどで幅広く導入されています。例えば、東京の新宿副都心や汐留地区などでは大規模な地域冷暖房システムにより地域全体の空調を一つにまとめて制御していますが、このような施設においてもクリタの水処理が活躍しています。

蒸気の流れと水処理薬品の役割

創立以来培ってきた技術とシステムで、産業や暮らしを支えます。

ボイラの水処理はクリタにとってルーツの分野です。1949年の創業以来、常にたゆまぬ技術開発により、他に先駆けた新商品・新システムを開発するとともに、ノウハウを蓄積してきました。また、最先端の水質分析やモニタリング技術、全国に広がる国内最大のアフターフォロー体制などにより、お客様のニーズに応えています。今後も、生産性向上、環境負荷の低減、省エネルギーといったお客様の目的に合わせた最適な水処理を提供し、産業や暮らしやより安心で豊かなものになるように努めていきます。

閉じる
▲PAGE TOP