土壌汚染浄化・地下水汚染浄化

揮発性有機化合物・重金属対策技術 透過反応壁法(Permeable Reactive Barrier)

概要

汚染地下水を透過させることにより原位置で汚染物質を化学的に処理する技術です。還元力を持つ浄化剤による脱塩素作用で、揮発性有機化合物を無害化(脱塩素)および重金属等を共沈作用等で除去し、地下水に含まれる汚染物質が拡散・流出するのを防止します。

特長

  • ●長期にわたってメンテナンスフリーであり、維持管理コストは安価・低廉です。
  • ●地上に構造物を設置しないので、敷地を有効に利用できます。
  • ●VOCs汚染だけでなく、重金属等を含む複合汚染にも有効です。

透過反応壁設置イメージ図

適用物質
テトラクロロエチレンの分解機構第二種特定有害物質の除去機構


適用プロセス
適用性試験フロー現地調査・現地試験適用性試験設計施工モニタリング
濃度減衰シミュレーション濃度減衰シミュレーション浄化剤の一例地下水濃度変化

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